モテないお年寄りの症状が褐色細胞腫の場合も

腎臓の隣にある多種のホルモンを分泌する副腎内で主に増殖する褐色細胞腫は、腫瘍からカテコールアミンというホルモンが分泌されるようになります。これは高血圧などの症状を引き起こす強力なホルモンであるため、お年寄りが高血圧で病院に行き検査で腫瘍が見つかる場合もあります。副腎内にできた腫瘍は癌性の可能性があまりありませんが、まれに副腎外にできる場合もあって、この場合は癌性の割合が高くなります。

症状の現れ方が高血圧だけでなく、動機や便秘そして頭痛や発汗過多など色々あり、血糖の上昇や視力障害などもみられ、他の病気と誤解されやすいですが、腹部の圧迫でこれらの症状が出たときには、腫瘍が圧迫されて発作が起きた可能性が高くなりますから、病院において検査を受けるべきです。発汗過多でモテないと悩んできた方も、褐色細胞腫という病気があることを考慮した検査や治療を受けるべきです。更年期障害や生活習慣病などと勘違いし、市販の薬などで改善を目指そうとすると徐々に症状が悪化して心不全や出血を伴う症状が出てしまうこともあるため、発作が頻繁にみられた場合には内分泌に関連した診療ができる病院を受診すると良いです。

検査は血液中や尿中のカテコールアミンの値を調べ、褐色細胞腫の位置を調べるときにはCTやMRIなどで特定します。治療には腫瘍の摘出手術が必要になりますが、その前に高血圧を改善される薬が処方されたり、カテコールアミンの分泌を抑える薬を投与して分泌が制御できるようになってから手術が行われます。腫瘍が癌性であった場合、増殖を抑える治療も先に行われることがあります。

褐色細胞腫に関するサポートを行っている団体もあるため、治療中の不安などの相談を行うことができます。